やってしまいました。結婚式での交通事故。

私は30歳の時に、家内と結婚をしました。結婚式と披露宴は身内だけで行ったのですが、いわゆる、ホテルや結婚式場など、商業チックな所では行いたくなかったので、結婚式プランナーにも相談をしながら、自分達でいろいろと場所を探しました。

そんな中、鎌倉のカトリック教会を紹介してもらい、実際に現地を視察に。教会に入ると、厳かな雰囲気に私たち二人は圧倒されました。

商業チックさはみじんもありません。二人は、直感的にもう、ここしかないとその教会で結婚式を挙げることに決めたのです。

そして、食事会は教会から近くの一軒家風のレストランで行うことにしました。二階にギャラリーやちょっとしたライブを行えるスペースがあります。

どうも有名なアーティストもここでミニライブを行ったりすることがあるようですが、スペース的にはそれほど広くはありません。

でも、床はしっかりとワックスが塗られた板張りで、お部屋全体もとても雰囲気があります。ライブなどが行える所ですので、メイクや着替えをする部屋もあり、結婚式後の食事会にはピッタリの所でした。

場所が決まりましたので、当日の流れを結婚式プランナーの方といろいろと相談をしました。

なにせ、手作り感満載にしたかったので、いろいろと内容を検討したのです。ビデオ、写真は当然、取ります。また、当日のブーケは押し花に加工して額に入れて自宅に飾るようにしました。そして、目玉は、結婚式を行う教会から、食事会を行うレストランまで、オープンの2シーター、クラシックベンツに私が運転をし、助手席に花嫁を乗せて20分程度、移動するというものでした。

その異動の模様もビデオで撮影する予定です。ちなみにベンツは左ハンドル、オートマという仕様です。

当日、教会での結婚式はとてもスムーズに進行しました。結婚式も終わり、いよいよ私たちはベンツに乗り食事会の会場に移動します。

まず、二人でベンツに乗っている所をプロのカメラマンさんに写真を撮ってもらいました。場所は鎌倉でしたので、観光客からも沢山の祝福の言葉をかけてもらい、私たちの幸せはまさに絶頂でした。そして、私の運転で、ウェディングドレスを着て、手にはブーケを持った花嫁が助手席に座り移動開始です。途中の道のりは紅葉の観光シーズンということもあり、渋滞していました。

ゆっくりとしたスピードで私たちはベンツで走っていきます。途中でも大変な注目の的でしたよね。

クラッシックベンツのオープンにタキシードとウェディングドレスを着た二人が乗って走っていたら、注目されるのも当たり前です。ところが・・・。直線は良かったのですが、途中、左折する交差点がありました。私は普段、慣れない左ハンドルの車に乗ったせいで、左折のハンドルさばきを誤りました。焦って、ハンドルを切りなおした際、ブレーキを踏むのが遅くなり、結構な勢いで前の車に衝突してしまったのです。

相手の車の後部はかなりつぶれました。ベンツもボンネットがめくれ上がりかなりひどいダメージです。

相手方は4人、車に乗っていましたが、2人ほど、私がぶつかった衝撃で首を痛めたとのことです。すぐに警察を呼びました。

警察官の方が来てから、現場検証が始まりましたが、傍目に見て、タキシードをウェディングドレスを着た二人が現場検証をしているのですから、これも観光客から注目を浴びてしまうこととなりました。しかも、事故の瞬間は後ろからついてきていたカメラマンさんがしっかりとビデオを取っていました。そう、思い出のシーンが事故の証拠映像となってしまったのです。

おまけに、ベンツの自動車保険は、私が運転していた際の事故は使えないということも後から分かり大変、ショックを受けました。相手方の治療費はベンツの自賠責で保障が出来ましたが、相手方の車両の修理費用、そしてベンツの修理費用も私が弁償をしなければなりません。特にベンツの修理代金は予想をはるかに超えるもので、その後の若い二人の新婚生活にしばらく大きな影響を与えたほどのものです。

一通り、事故の処理を終え、私たちはかなり時間が遅くなりましたが、食事会の会場に到着しました。

食事会は予定していた内容とおりに行いましたが、私や花嫁も含め、一同、なんとも言えない暗ーい雰囲気に包まれてしまったのです。

幸い、事故の相手方のおけがも大したことなく、その後の事故の処理はスムーズに済みましたが、私たちの思い出はそうは行きません。

結婚式のビデオも今まで、一回も見ていません。結婚式で演出上、車に乗ることを考えれらている方、ご自身で運転されるのだけはやめておいた方が良いですよ。

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