初恋が与えた重く深いルサンチマン

中学生の頃、初恋をしました。同級生の女の子です。その後、彼女も私のことを好きだとわかり、初めて、「両思い」を経験しました。

とはいえ、その頃の私は、今では考えられないくらい純情で、彼女の半径1メートルに入ると顔が赤くなるほどでした。当然、中学生の間は、なんとかデートもしましたが、それはそれは緊張でガチガチでした。手をつなぐこともほとんどなく、キスなんてとんでもなく、それでも、いつか彼女と結婚するのだろうと思っていました。

中学を卒業して、高校は別々になりました。それでも、なんとか彼女とつながっていたいと思っていました。たとえば、土曜日や日曜日に会えないか、いろんなことを考えていました。

ところが、彼女から、「週末は、教会の日曜学校に行く」と言われ、日曜日は空いていないと言われてしまいました。それも理解したいと思いつつ、どのようにしたらいいのかわからず、彼女に手紙を出しました。

しばらくして、彼女から手紙が来ました。そこには、こんなことが書かれていました。

「中学を卒業して間もなく、教会を通じて知り合った10歳年上の男性から付き合ってほしいと言われた。しかし、自分には彼氏がいるので、考えさせてほしいと言っていたら、一緒に教会で出かけていたら、交通事故に遭い、お互い軽いけがをした。そこから、いろんなことを考えて、一緒に生きていこうと決め、婚約することにした。」と。

それは、強い衝撃で、その晩は、一睡もできませんでした。人生には、取り返しがつかないこともあるんだということも学びました。

自分は、一生独身なのかもしれないとも思いました(実は、そんなことはなかったですが。)。それから、とにかく女性と付き合うときは、たくさんコミュニケーションをとるべきなんだろうと思ったことを覚えています。それから、こんなこともあるから、一瞬一瞬を面白おかしく生きることも大事なんだろうと、どこかで吹っ切れたことも覚えています。

一番、強くそのとき思ったことは、たくさん勉強して、いい男になって、いつか出会ったときに、ものすごく後悔させてやるということでした。

今も、心のどこかでその気持ちを忘れていません。後悔させられるレベルに至ったかどうかは怪しいですが。今も、10歳年上のカップルやキリスト教つながりと聞くと、強く反応して、当時のことをクリアに思い出します。

今から考えても、人生で大きな影響を与えたのは、初恋だったのかもしれません。